2005年 03月 13日
できるかな
20年寝ていたカメラなので、カビだらけ、ホコリだらけ。レンズはへこんでるし、シャッターもバカになっている。重症だが、修理のしがいがある。俺の手でただの汚い置物を、道具として蘇らせる。腕が鳴るぜ。
私は郵便局でゆうパック箱を買い、カメラを厳重に梱包し、修理屋さんに郵送した。3日待ったら、カメラは新品のように蘇って、クロネコヤマトのトラックに乗って帰ってきた。おかえり。
ここからが俺の腕の見せ所。
このカメラは今は生産されていない電池を使うため、現行の電池が使えるように、電池アダプタを取り付けなければならない。電池アダプタは3000円くらいで売っているが、自作する人が多い。ネットで調べたら案外簡単そうだったので、自分で作ることにした。俺もちょっとくらい蘇生に関わりたいわけさ。
がんばっているつもりだが、バネがビョーンと飛んでいったり、電池がカパカパしたり、金具がフガフガしたりして一向はかどらない。
私は几帳面な性格で、凝り性で、手先を使った作業が好きだが、不器用だ。右手で持つべき箇所を左手で持ったりするので、作業中に腕がからまったりする。ゆえに電池がカパカパし、金具はフガフガ。ビョーンと飛んだバネが見つからない。およよ。
by disgust
| 2005-03-13 22:26
| 雑記
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