雲霞のちょうちょ

車、タバコ、映画、音楽、好みの女性のタイプ、ファッション。選べる選択肢が多いのは幸せだ。選べずにみんな同じ服を着させられている国を見てたら、そう思った。

でも、みんながそれぞれ違う方向を向いているというのは幸せか。
タバコちょうだいと言われても、俺のタバコはエコー。彼はマルメンライト。違いすぎる。
さあ歌おう!と肩を組んでも、誰もが知っている流行歌なんて今はない。俺はくるりを知らんし、彼はケムリを知らん。
共有できる希望もなければ、共通の憎悪もない。みんなが背中を向け合って、いろんな未来を見ている。たまに会っても話はすぐに尽きて、無為に酒を飲み、たがいに愚痴を吐きあう。
幼い日。みんなで一匹のちょうちょを追いかけ回したね。

カポエイラを一緒に習おうって?誘いは嬉しいけど、なぜ今俺が南米の格闘技から発祥したダンスを習うんだ?それが俺たちのちょうちょなのか。俺たちカポエイラ・エイジなのか。楽しそうだけど。
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by disgust | 2005-06-11 23:05 | 雑記
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