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舞の海 話の土俵

魁皇、綱取りならず。
朝青龍に勝って12勝。朝青龍との対戦成績がタイ。もう横綱になってもいい気がする。
武双山は引退し、栃東は休場。猛烈な速さで番付を上げてくる白鵬。魁皇の肩にかかる重圧は計り知れないものがある。がんばれ魁皇。

ところで舞の海の解説が好きだ。「もっと前に出てほしいですね」「シコ・テッポウをやってればいいんです」「怪我のせいにしちゃいけません」しか言わねえ思考停止解説の親方衆に比べて、舞の海はデータと取材によった論理的な解説をする。己の相撲経験だけに頼った狭量な解説をする親方が多いなかで、舞の海の柔軟な解説は聞いていて楽しい。

「誤解を恐れずに言えば」「あえて言葉を選ばずに言えば」「乱暴な言い方をすれば」という大人の言い回しがある。保身と虚栄がそう言わせているだけで、その言葉自体になんの意味もない。無駄に字数を増やして論旨をぼやかすだけだ。
つまり男子たるもの、常に誤解を恐れず、言葉を選ばず、乱暴な言い方でトークすべし。
私が舞の海の解説を支持する理由はそこにある。相撲中継の解説というのは短い時間のなかで言い切ってしまわなければならない。誤解や不適切な表現を避けようとすると、「そうですね」しか言えなくなる。己の保身のために、または面倒を避けるために「そうですね」しか言わない解説が多いなか、舞の海は言い切っている。技術論でも、対戦の見通しでも、昇進の基準についても、ずばずばと言い切っている。「魁皇は横綱に昇進してもいい」と相撲中継で言い切ってしまう。そのへんの昇進問題はおおくの関係者にとってアンタッチャブルな話題である。だから実況のアナウンサーもそんなことを解説者に尋ねないが、舞の海は自分からその話題に触れた。
舞の海はなぜ誤解されるようなことでも言い切って、誰も触れたがらない問題にタッチするのか。
それは舞の海が観客に向かって喋っているからであり、相撲協会や相撲関係者に向かって喋っていないからだろう。
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by disgust | 2004-11-30 22:56 | 雑記

夜毎のネバーエンディングストーリー

どうせ眠れないなら 朝まで歌でも作ろうか

とYO-KINGが歌っていたが、眠れない夜。みなさんはどうしているだろうか。
ホットミルクを飲みながらカモミールのアロマオイルを。

私は妄想にふけることにしている。
「我、もし熊と戦わば」とか「国家元首になったら」とか「不死身になれたら」とか「無尽蔵に金があったら」とか。
そういうことを漫然と妄想してると、わりと眠れる。運がいいと妄想の続きを夢で見られたりもする。中井貴一のコブラツイストをかわして卍固めをかける夢は楽しかった。
しかし妄想はあくまで漫然とやらなくてはならない。真剣に考え出すと頭が痛くなる。「国家元首になったら」を考えていたら眠れなくなった。税制がどうもうまいこといかなかった。あとエロ妄想も控えるべきだ。眠れないどころかギンギンになる。ぼんやりモヤーンと脳内シュミレーションができると、いい塩梅で眠れる。
快眠のためには妄想のネタを常に収集することも大事である。
私は現在「特殊部隊全史」というまともな大人なら読まない、つい本棚の奥に隠してしまう類のミリタリー本を枕頭に置いている。つまり毎夜、デルタ隊員になって眠っている。パラシュートで降下して爆弾を橋に仕掛けたりして、寝る。おならをプスッとこいて。
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by disgust | 2004-11-28 22:27 | 雑記

流行とは。ブリとは。

流行とわたし
さあ、ブリが活動停止でダンサーと結婚だ。なるほど。

ブリってなに。
そのへんを知らないままに考察していこう。Google使ってしまったらおしまいだ。考えろ、俺。
まず想起されたのはブリリアント・グリーン。ブリリアント・グリーンっていたよね。フェブラリーとかヘブンリーになった女性の歌手。メガネ。あれはブリリアント・グリーンだよね。活動停止でダンサーと結婚か。さもあらん。
しかしブリリアント・グリーンとかフェブラリーとかヘブンリーをブリと呼称するだろうか。ブリ。ブリグリが縮まって、ブリ。照り。

第二候補はブリトニー・スピアーズが思いついた。たぶんこれが正解だろう。フェブラリーに比べて、ダンサーと結婚する確率が高い。ブリ。ブリトニー。な。ダンサーと結婚、活動休止。さもあらん。
しかしブリトニーが活動休止するか。なんかそういう印象がない。まじめに仕事してそうだ。
念のために第三候補を挙げておこう。

ブリ。
ブリスコ。
ジャック・ブリスコっていたな。ジャックだっけ。プロレスラーだと記憶しているが、俳優かもしらん。胸毛が濃い。確か。だからダンサーと結婚してもおかしくはない。第三候補。

ブリ。
ブリ。
もうブローザ・ブロディしか思いつかない。ブロじゃないしな。
たぶんブリトニー・スピアーズだろうな。ブリことブリトニーがダンサーと結婚、そして活動休止。そうに違いない。

波田陽区。読み仮名がわからない。「なみだようく」どうだ。「ざんねーん!」って言う芸人さんで、着物でギターで。どうだ。これ以上を語ろうとすると人間椅子の話にシフトしていく気がするので、もう言わないけども。

知らなくてもいいことは自然と耳に入ってこないものだ。
流行は放っておけば勝手に去っていく。時間がメッキをはがし、大衆が砂利を跳ね上げたあとに、玉が残される。それを拾ってるだけで十分楽しい。
きのう「キル・ビル」を観た。おもしろかった。流行なんて知らねえ。俺は今「キル・ビル」を大声でオススメする。おもしろいぞアレは。
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by disgust | 2004-11-27 19:46 | 雑記

ツーフィンガー指

私はたばこを吸うので、右手の指がニコチンくさい。ニコチンと体臭の入り混じったイヤな匂いだ。雨の日なんかは匂いがきつくなる。ああやだ。でも嗅ぐ。はーくさ。

今日もそうやって遊んでいたのだが、今日の指はなんか違う。ウンコ臭い。はてウンコ触ったかしら。鼻をフガフガして丹念に嗅いでみると、どうやらニコチンの奥にミカンの匂いがする。そういえば今日、ミカンを食った。ほうニコチンと柑橘系を足すとウンコなんだな。とひとつ学習。
子供のころは確か指が鉛筆の匂いがした。駄菓子のすももの匂いとか、土ぼこりの匂いもあったが、ベースとなる香りは鉛筆だった。勉強が好きだったのだろう。
いまはニコチンベースだ。じじいになっても、たばこをやめない限りこの臭いだろう。

男の顔は履歴書というが、指の香りも似たようなものだ。指の香りは職業、趣味、生活習慣を如実に語る。魚屋は鮮魚の匂い。機械屋は機械油の匂い。漫画家はインクの匂い。殺し屋は血の匂い。なんちて。私の指はウンコ臭いから、…ウンコ拾い屋とかウンコ投げ選手だ。ウンコ総合プロデューサーとかな。べつに指の香りは履歴書じゃない、とひとつ学習。
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by disgust | 2004-11-26 19:50 | 雑記

釣りバカ

ブラックバスは網の外?外来種被害の法対策骨抜きか

バス釣りは、釣った魚を再放流する“キャッチ・アンド・リリース”が特徴で、命の大切さを教える教育にも役立つ(釣魚議員連盟)

私の飼っているカメはミシシッピアカミミガメで、ブラックバスに並ぶ在来種キラーだ。
カメはきまぐれで買ったようなものだが、一応買うまえにカメの飼育に関する本を読んだ。そのなかに「生態系を乱す恐れのある外来種を飼えなくなったら、あなたの手で殺しなさい。日本にない寄生虫を持っているようなら死体を便所に流しなさい。それができそうにないなら買わないでください。」とあった。
キャッチ・アンド・リリースで命の大切さがわかったなら、エサでおびきよせて針を刺して陸に揚げてサイズを測ってまた放流するようなバカな遊びをするな。
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by disgust | 2004-11-25 21:32 | 雑記

生茶をぶちこまれたら

その夜、富士のふもとで私はコア・タイムにさしかかっていた。宿を共にする友人らが見ている前のふとん敷き。これは腕の見せ所。

掛けふとんをバサッと広げて、敷きふとんの上にフワリと落とす、ふとん敷きのコア・タイムともいえる掛けふとん敷きは、それなりの運動能力と集中力を要す。その運動はヒンズー・スクワットに似る。両腕を大きく振って、膝を素早くたたんで上体を深く沈め、敷きふとんの上に掛けふとんを落下させる。体の芯がブレれば掛けふとんは斜めに着地する。また両腕の振りと膝の屈伸に迷いがあると、掛けふとんにシワが寄る。敷きふとんに正対したまま、体をなめらかに使い、そして思い切って敷く。そのへんが肝要である。

私はいつもよりクイック&ダイナミックに敷いていた。背中に感じるギャラリーのどよめき。ふふふ、まだまだこれからだぜ!私は富士の頂からも望めるほどに大きく腕を広げ、掛けふとんを浮かせた。コア・タイム。舞い上がる掛けふとんの動きにあわせて腰を落とす。位置よし、コースよし、シワなし。これがふとん敷きじゃーい痛いアヌスが痛い。私は身をよじった。なに?なぜにアヌスが?掛けふとんはシワだらけになって敷きふとんのうえに落ちる。無残な俺の寝床。枕元に生茶のペットボトルがあった。どうやら腰を落としたときに、アヌスに生茶のペットボトルが刺さったらしい。痛い。かわいそうな俺をギャラリーは笑った。畜生くそったれ。しかし旅先でアヌスについて逆ギレするのも大人げない。私は苦笑いを浮かべ、アヌスをさすりながらふとんを敷き直した。

カビ臭いふとんの匂い。わりと嫌いじゃない。
まあ、ひとりでああいう事故にあってたら、きっと舌打ちしながら生茶を蹴っ飛ばして障子に穴を開けていただろう。皆が笑ってニコニコ楽しい夜になったのだから、アヌスの傷も痛くないやい。笑われていよう。笑ってあげよう。おやすみ富士。

ブログはこういう寛大な気持ちを育てます。
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by disgust | 2004-11-25 04:35 | blogって何だ

人畜無害ンジャー

なんの因果かデカレンジャーショーに出くわす。
戦隊モノは科学戦隊ダイナマンと相場が決まっておる。あほらし。

「おかあさーん!」
私の側に風船を持った幼児。おびえた様子で泣きじゃくっている。ハハンさては迷子だな。こういうのは見つけた人が迷子センターに連れて行くのが自然の摂理。よし、お兄さんがお前を助けてやろう。迷子センターはすぐそこだ。私は幼児の手を握ろうとして、ためらった。
迷子センターまでどのくらい歩くのか知らんが、その道中、俺はどこからどう見ても誘拐犯だ。己の行動をしっかり説明しながら歩かないと誤解される。「私は誘拐犯ではありません。私はペドフィリアではありません。金銭やセクシャルな目的ではありません。往来の皆々様、勘違いなさらぬように。」私は泣いている幼児をとりあえず放置し、セリフを練った。よし、覚えた。行くぞ幼児、もう泣くな。幼児の手を握ろうとすると、子供づれの女が「迷子センターに連れて行きましょうか?」と私に声をかけた。手柄を横取りされるのは口惜しかったが、しかし子供づれの女なら迷子を引率しても怪しまれないだろう。よし、お前が適役だ。私は幼児をその女に引渡した。泣くな幼児、俺も別れがつらい。

幼児一人も救えない自分の無力には失望する。疑われないようなルックスを心がければよいのだろうが、具体的にどうすれば人畜無害のルックスになれるのか見当がつかん。帰りの車中、信号待ちで隣に止まった車に子供が乗っていた。退屈そうに窓の外を見ている。私は運転席からありとあらゆる変な顔を披露した。父親と思しき運転席の男は冷たい視線で俺を見ていたが、子供は大変に喜んでくれるので信号が変わるまでずーっと変な顔してやった。それが俺の使命だと信じて。
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by disgust | 2004-11-23 08:06 | 雑記

ホステスは甲羅を脱がない

沈黙が心地よい間柄と、沈黙が苦痛な間柄。
来客との会話に詰まるとカメを使う。
カメはめずらしい動物なので、それなりに間が持つ。見世物にされているカメには気の毒だが、まあエサ代稼ぐと思って、とか言いながら客間にカメを放つ。

客人の反応はだいたい同じである。
まず最初に「うわっでかっ」と言う。プリミティブな感想。でも大きいものを見て大きいと言うことは大事だ。次に客人は「かわいいな」と言う。だろう?つぶらな瞳とへの字口。ぺたぺたと歩くその様は人心を和ます。次に「なに食うの?」と質問する。おもむろに私はテトラレプトミンを提示する。蓋を開けてその芳香を堪能してもらう。「こんなもの食ってる爬虫類のウンコがどれだけ臭いか」を熱弁。目ざとい客人は「意外と速いんだね」とカメの歩行に興味を示す。そう、ミドリガメの歩行速度はけっこう速い。危険を感じたときの逃げ足は人間の歩く速さと大して変わらない。

おおむね客人はこのような反応をする。少数意見としては「気持ちわるっ!」というのがある。なんたってカメはヘビの頭・ワニの足・トカゲの尾を持つ甲羅を背負った化け物である。そういう意見も理解できるが、人が可愛がっているペットを気持ち悪いと言うような客人は好かん。便所に入ったら電気を消してやる。
そのほかに「亀頭とはよく言ったものだな」という感想を述べる奴もいる。人が可愛がっているペットをチンポ呼ばわりする客人を私は愛する。泊まってけよ。
「楽しい?」と俺に質問する奴がいる。どういう意味だ。けっこう楽しいっつの。
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by disgust | 2004-11-21 17:11 | 亀甲談

たぬきだと言っているだろうが

プリンターのカラーインクが切れた。
全くカラー印刷をしなかったので乾いたのだろうと、そこは納得してやろう。50円の赤ペンは10年経っても軽々とインクが出るが、まあ許してやろう。アホなインクが乾きよったと。それはいい。だが俺はモノクロ印刷がしたいだけだ。黒インクは先週交換したばかりだ。すぐ刷れ。
ところがプリンターはカラーインクが補充されていないと、モノクロ印刷ができないとぬかす。俺はたぬきそばを注文しているのに、蕎麦屋のおやじが「エビがないからたぬきそばが作れない」とぬかすようなものだ。俺は天ぷらそばは食いたくない。天カス入りのそばが食いたいのだ。ただ油の中に衣を落とせばよい。お前はエビを揚げたいのか知らんが、俺はエビ天を食いたくない。揚げろ、その衣を。
だがプリンターはアホ面丸出しで「カラーインクを交換しなさい」の一点張り。モノクロ印刷のどこにシアン、マゼンタを使うつもりだ。融通が利かないのか、金が欲しいだけか、どっちだ。
エプソンにそのへんのことを抗議しに行く。プレゼンに必要だろうから、まず天カスを作ろう。そば茹でよう。いや待てよ。うどんにするかな?献立を考えながらプリンターのインクについて調べてみた。おもしろいサイトを見つけた。
プリンターのインク連続供給
㈱ダイコー

とりあえず私はエプソンの純正インクカードリッジをもう買わない。
少し高価でも純正品を買って、プリンターを作ってるエプソンの開発技術向上に貢献する。そういうユーザーの期待に対して、「カラーインクがないとモノクロ印刷ができない」と答えるメーカーは嫌いだ。
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by disgust | 2004-11-20 23:09 | 雑記

セレブ湯

スーパー銭湯に行った。
雨の露天で忘我の入り口。俺はこのまま排水溝に流れていってしまうのかしら。
ふと耳に聴きなれない言語。韓国語だった。露天風呂の縁に座った二人組の男性がごにょごにょ話している。その一人に目が止まる。ふちなしメガネと長髪。俺にはどう見てもヨン様に見えた。腹がだらしないが、これはかのヨン様に違いない。アニョハセヨ。
風呂に入るときは、みな裸で平等だ。指輪もロレックスもカツラも外して、素っ裸。髪は濡れてしんなりしてるし、メガネを外す人も多いので、きっと銭湯で知り合いに会っても気づかないだろう。みんな来日中のヨン様に気づかない。横の男は誰だ。イ・パクサに似てるな。イ・パクサか。アニョハセヨ。
風呂上りに再び二人を見かけた。洗い場で仲良く背中を流している。座っている友達の真横で、立ったまま頭を洗うのはよくないぞヨン様。すごい近いから。イの顔にくっつきそうだから。気をつけてヨン様。
ファンタオレンジ飲んで帰った。いい日。
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by disgust | 2004-11-20 03:07 | 雑記