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水の音

古池や 蛙飛びこむ 水の音

この句は「古い池に蛙が飛び込んだ水音」を詠ったとされているが、「蛙が飛び込んだ水音に古池を連想した」とはいえないだろうか?ってな論争が一部で盛り上がってるらしい。
実際に起きた現象を詠んだのか。芭蕉の心象を詠んだのか。古池は存在したのか?
どうでもいい。ものすごくどうでもいい。しかし興味なさすぎて、むしろ興味をひかれる。

口のうちで何度も詠唱してみる。古池。古池や。古池ってなに。池に新旧ってあるのか。蛙とびこむ 水の音。水の音。蛙とびこむ水の音ってのは、どんな音。カメが陸からダイブする水音をかわいくした感じかね。
ちゃぷ。
庭でぼーっと句を練っていたとしても、蛙が水に飛び込んだ音が聞こえるって相当きてるね。ガマガエルとかウシガエルならおかしくはないけど、アマガエルの飛び込む音が聞こえちゃったら、なんかやばいよね。奥に行きすぎやね。帰ってこれんよ。

打ち水や 亀バタフライ 床濡らす

句の解釈は後世に委ねて、俺は生臭い床にファブリーズ。
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by disgust | 2005-07-30 22:27 | 雑記

妖怪ばさばさ

深夜にコンビニへ。街灯のない真っ暗な道を歩きながら「闇だね」と独り言。
人間は本能的に闇を怖れるというね。文明の進歩とは闇を照らすこと、なのかね。しかし闇に目を凝らす行為というのは、創造的だね。天狗も妖怪も、闇が濃ければ見えるだろうね。うむうむ。
闇についてうんぬん考えていたら、すこし怖くなって早足。

遠くの街灯の下に人が一人立っていた。
つばの広い黒い帽子を被った身なりのいいご婦人。歩くでもなく、犬の散歩中でもなく、ただ立っていた。
昼の明るい時間帯なら。誰か他に人がいたなら。闇について考えたりしなかったら。きっと普通に通り過ぎていただろうが、暗い夜道をひとりで闇の恐怖について考えていた矢先だったので、すごく怖かった。「なに?売春?痴呆?」と余計な空想をしながら、目をあわさぬように早足でご婦人の前を通る。街灯の下を過ぎて、視界の後ろにご婦人が消えると軽くパニックになって、サンダルでバタバタ走った。

帰り道、街灯の下にご婦人はいなかった。しかし街灯の奥には小道があり、その奥でなにかが動いていた。ばさばさと音がする。立ち止まって目を凝らすと、それは最前のご婦人であった。彼女は街灯から少し離れたところで、なぜかはわからないが、全身をグネグネして踊っていた。もう完全にパニックになった私は猛ダッシュで家に帰った。家につくと全身が冷たい汗で濡れていた。

闇だ。闇が怖いのだ。ただ体操をしてただけかもしれないし、酔っ払っていたのかもしれない。でも今度深夜にコンビニに行くときは原チャリを使うことにする。
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by disgust | 2005-07-27 21:02 | 雑記

その他雑酒②

駅前に乾いたゲロと、ポイ捨ての吸殻。
どちらが悪質か。
ゲロは微生物や雨によって自然に消えるが、煙草のフィルターは自然分解されずにしつこく残る。しかしゲロのインパクト。赤ワインゲロ、血だまりのように。

どっちにしろ悪質だ。どっちも厳しく罰し、厳しく律するべきである。
で、なんだその他雑酒②って。なんだ第三のビールって。生茶より安いビールってなんだ。煙草が値上げされた理由のひとつは、未成年者が買えないようにするためだったはずだ。コマーシャルが制限されたのは喫煙者を減らすためだったはずだ。なんでビールはどんどん安くなるんだ。ガンガン宣伝してるんだ。不公平じゃないか!

私は煙草は喉がただれるまで吸うが、酒は一切飲めない。
だから言う。悔しいから言う。酒も値上げせんかあ。
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by disgust | 2005-07-26 20:07 | 雑記

ナチュラルウェービー改革

パーマの元横綱の叫ぶ相撲改革は不採用だったようだが、天然パーマの相撲ファンが叫べばどうだろう。今日はマイ改革案を叫ぼう。ところで雨が降りそうだな。俺の天然パーマがくりくりしてきたぜ。

まず改革は花道の柱から。
力士は花道の奥で付き人に体を拭かせたり、水を飲んだりしている。
その横にある鉄骨の柱には「テッポウ厳禁」と張り紙がしてある。観客席やカメラマンを支えている柱にテッポウすると危険なんだろう。太い柱にすればいいのにね。競馬のパドックが「いななき厳禁」だったら変でしょう。花道の奥で猛り狂ってテッポウしまくる力士。とても自然だ。そうあるべきだ。
だから太くしよう、柱を!

あとはね。
バナナマンの日村をゲストに迎えるとかな。
そんなもんかな。

まああとは仲良くやったらいいんじゃないかな。
あどでーうんどでー。パパみたいでぃなるど。
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by disgust | 2005-07-25 21:06 | 雑記

隔月のお祭り

防御を固めながらじりじり前進する、栃東の今日の相撲。
俺の心を打った。負けたけど。

朝青龍があの手この手で攻め立てるのを、守りの型を崩さずに堪え続け、それでいて逃げずに前へ前へ出ながら、隙をうかがう。かっこええ。
「栃東ならコケない!栃東なら引かない!」
と名古屋に念を送りながら応援したが、残念。

大相撲は隔月開催の15日興行。
千秋楽は夏休みの終わりのような気分だ。再来月が待ち遠しい。
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by disgust | 2005-07-25 00:11 | 雑記

グキョッ

カメ、三度産む。10個。
今年は3回、計25個産んでいる。
多いのか少ないのか知らないが、よく産むなあと感心する。

たまごを計量してみると、120gであった。1個12g。
カメの体重もついでに量って、たまごが占める体重の比率などを調べ、ブログに掲載するのは有意義である。やろうと思った。でも忘れた。以前計ったときは550gくらいだったから、たぶん体重の2割くらいがたまごなんじゃねえの。

ミドリガメはお産のときに涙を流さないが、変な声で鳴く。
「グキョッ」「メキュッ」と、喉を鳴らすような感じで鳴く。おくび、つわり、なんかそんな感じの。いかにも「たまご産みまっせー」といった鳴き声だ。鳴くタイミングとしては、穴を掘り始めたとき。産んでいる最中はたいして鳴かない。
ウミガメも穴を掘るときに変な声で鳴くのだろうか。知らねえけども。
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ドキュメント・産卵
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by disgust | 2005-07-23 22:23 | 亀甲談

もどかしい言葉

独特のスポーツ用語とでも言うのかね。
そのスポーツの解説者とか愛好者だけが使う、よくわかんねえ言い回しが気になる。

「アゴが強い」というのはボクシング用語で、フックやアッパーでダウンしない打たれ強さをいう。「目がいい」というのは、視力どうこうじゃなくて、飛んでくるパンチの射程と軌道を読む力に優れているとか、そんな意味だ。
格闘技は以前よく見てたので、「ハートが強い」とか「ボディで寝る」とか、だいたいわかる。

野球がよくわからない。「巨人が借金7」というのは勝敗数のなんかのことだと思う。「マジック3」とかもたぶんそうだろう。今日新聞の野球欄を見たら「憤死」という言葉を使っていた。ふ、憤死?
サッカーもよくわからん。「縦のパス」これはわかる気がするが、「ゴールへの嗅覚」ってなんだ。
相撲も最近見始めたばかりなので、知ってるようでよくわからん。「おっつけが効いてる」ってなんだ。
わかるようでよくわからん。それがもどかしくも、おもしろい。
「縦のおっつけ」「行司が強い」「まわしへの嗅覚」とか混ぜて使うとまたおもしろいかなと思った。
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by disgust | 2005-07-22 21:52 | 雑記

朝露の味

劉備とはぐれた関羽が、張遼から降伏の誘いを受ける。関羽は3つの降伏条件を提示し、張遼の再訪を待つために野宿する。そして翌朝、関羽は草原の朝露を舐めて渇きを癒す。
朝露を舐める。
たしかゲゲゲの鬼太郎の目玉の親父は、朝露を主食としていたはずだ。子供のころに鬼太郎の本で読んで、朝露はきっと甘いと思った。おっさんになってから三国志を読み、ふたたび朝露の味を思う。関羽が長いひげを手で押さえながら朝露を舐める情景を思い描くと、やっぱり甘いと思う。

いつか舐めたろ。と思いつつ、アサガオのうぶ毛にのった朝露に狙いを定めているが、近所のおっさんに挨拶されたり、口を近づけたらダンゴムシが交尾してたりで、いまだ朝露の味を知らない。いつか舐めたろ。

いつか食ったろ。と狙っていたスベリヒユという雑草をついに食った。
犬の糞がなさそうなあぜ道に若い芽が生えていたので、摘んで帰った。やっぱナマだろ。ってことで水洗いしてそのままガブリ。ものすげえシャキシャキしてたが、味はただひたすら青臭い草の味。茹でて味をつければおいしく頂けそうだ。天然のスプラウトやね。

俺は雑草を食って生きていける。いつか朝露と雑草だけで生活してやる。
俺は強くなる。そして出世できない。
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by disgust | 2005-07-21 21:36 | 雑記

すくすくすんすん

俺しか知らないことだが、カメの水槽の水量は25リットルだ。俺だけの秘密だ。
バケツ二杯と少し、ちょうど水面が陸場の石ギリギリになるのが25リットルくらいだ。陸場が水に浸っているとカメは気分を害するようなので、ひたひたのときは杓子で水を加減する。めんどくさい。一発で決まるとちょっと気持ちよい。水換え職人の巧みな目分量。

しかし、このところまったく一発で決まらない。いつも陸場がひたひたになってしまう。
もしやと思い、カメと石を入れた状態で、水を正確に測りながら注水してみると、バケツ二杯で水面ギリギリになった。…コイツまたでかくなってる。

毎日見ているのでわからないが、何年ぶりかにうちのカメを見た知人などは「うわっ!でかっ!」と驚く。俺は「ふふーん。そう?」とちょっと自慢ヅラ。カメは「なに見てんだよ」と警戒ヅラ。
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by disgust | 2005-07-21 01:28 | 亀甲談

夕餉の音

エサを食ってるカメを慈愛のまなざしで見つめていたら、フシャーッと威嚇された。
俺はおまえのエサなんて食わん。見たことないだろ、俺がカメエサ食ってるの。

ラーメンはなぜだか急いで食ってしまう。みんなそうだろう。なぜか大急ぎでズビッズビビビッとすすって、ハアハア言いながら食う。
カメの食事は毎回そんなだ。鼻を水槽の壁にゴツゴツとぶつけながらエサに食いつき、飲みこむまえに、次のエサに飛びつく。俺はそれ食わねえから。ゆっくり食え。と思うのだが、そこは人間のラーメンと一緒だろう。カメもよくわからんままに大急ぎなんだろう。
一心不乱に食い続け、思い出したようにスピーッと鼻で息継ぎをする。

ゴツ、ゴツ、ゴツ、ゴツ………スピーッ
水槽から聞こえる音に耳を澄ます。音がやんだら、ウンコの回収へゴー。
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by disgust | 2005-07-16 00:09 | 亀甲談