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アニメはアニメ

ケモノヅメというアニメを、ツタヤで借りた。たいそうおもしろい。
絵と、絵の動き方がユニークだ。鉛筆の跡とか水彩のにじみを、アニメーションに活かすような感じ。実写に近づくことを目指すCGにはない、独特の味がある。

深夜に放送しているゴルゴ13。ひどすぎる。倫理的に放送できないシーンを削っているせいもあるが、それ以上にアニメとして出来が悪すぎる。
漫画とアニメは、似ているが別の仕事だ。バドミントンをテニス化する必要がないのと同じように、漫画をアニメ化する必要はない。漫画を彩色して動画にしたら、もっとおもしろくなるなんて幻想だ。
はっ。漫画を売るためのプロモーションかもしれんね。
いや、それにしても。

手塚治虫と大友克洋みたいに、漫画もアニメも作れる才人。
宮崎駿と押井守みたいに、他人が作った漫画をアニメに翻訳する天才。
この4人が悪い。
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by disgust | 2008-07-24 03:04 | 映画とか本とか

月は見ていないときも存在していると証明せよ

Phunというのは、物理法則が加味されたお絵かきソフトだ。重さの違う球体50個を大箱に入れて揺すって、球の軌道を見て、ほほう。なんて遊び方をしている。
Phunをもっと高性能にすれば、車を壊すことなく、車の衝突実験ができるのだろう。原子の細かさまでシュミレートできるようになれば、危険な核実験が安全にコンピュータの中でできるのだろう。さらに高性能になれば、人体のコピーを作って、手術の練習ができるのかもしれない。

Sporeというのは、単細胞生物から始まる生命の進化をテーマにしたシミュレーションゲームだ。9月に発売されるらしい。欲しい。

グレッグ・イーガンの「順列都市」を再読している。以前読んだときは実感の湧かなかった2050年のテクノロジーが、少し身近に感じられる。俺の家のパソコンですら、物理演算が可能なのだ。生命の進化を、ゲームにしようとしているのだ。10年後のテクノロジーはどうなるんだろう。おもしろいような、おそろしいような。

2024年、人類は自我を持った擬似生命体を、コンピュータのなかで完成させる。開発者のデジタルコピーである彼の第一声は、
「これは生き埋め同然だ。気が変わった。ここから出してくれ。」
だそうです。
ほおおー。
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by disgust | 2008-07-16 01:02 | 映画とか本とか

我意

アメリカのアニメ映画が、全部一緒に見える。トイ・ストーリー以降ずっと。
主人公がパンダだったり、魚だったり、蜂だったりするが中身は一緒だ。おちこぼれの主人公が群れからはぐれて、異世界で大冒険して大活躍して終わる。
クオリティが高いので見ればおもしろいのだが、いつか飽きられると思う。そのときになってから慌てても知らないぞ、ディズニー。

日本のアニメは個性があってよろしい。
ベクシルがくそつまらなかったが、どんどん作って欲しい。失敗の果てになにかがあるのだ。
ディズニーは失敗を避けるために、未完成のまま試写を繰り返して修正を加えていくそうな。客に媚びへつらい、客の望むままに改変し、作家性を失った映画の末期たるや、そこそこヒットする。これ悲しいかなそこそこヒットする。
でも、がんばって欲しい。ベクシル作った人。続編もたぶんゴミだろうけど、俺見るよ。
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by disgust | 2008-07-14 15:05 | 映画とか本とか

メープルシロップをジョッキで

リンゴの品種はだいたい30種類くらいらしいが、百年前は7000種類あったらしい。それぞれの農家に伝わる固有の品種というのがあったのだが、大量生産するには単一の品種にしたほうが安価で済む。そんなわけでおよそ6970種もの品種が絶滅したそうな。

スタバが増えすぎると、個人経営の喫茶店が絶滅する。それはフレンチトーストの衰退を意味する。スタバのフレンチトーストはカラッとしていて食べやすいが、硬くてマズい。喫茶店のババアが作る、牛乳でびっちゃびちゃで卵白入りのフレンチトーストを保護せねばなるまい。俺はあれが好きなんだ。
ホットケーキも然り。マクドナルド流のペラいパンケーキが甘味業界を席巻しているが、これはいかんぞ。座布団みたいなホットケーキだっておいしいんだ。粉っぽくなんかないぞ。

ホットケーキセットを注文すると、店の親父は面倒くさそうにエプロンをした。カウンターの奥から冷蔵庫のドアを開け閉めする音。フライパンを揺する音。ベーキングパウダーとバターの香り。俺はつまらない顔で携帯をいじるけど、ほんとうは叫んでしまいそうなくらい幸せ。
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by disgust | 2008-07-12 13:38 | 雑記

ストリップを見た

横浜日ノ出町の浜劇というところ。5000円。
ストリップ劇場の雰囲気というのは、薄汚くて、昭和っぽくて、滑稽で、踊り子さんのダンスというのは、美しくて、下品で、至近距離で見ると珠の汗がふつふつしてて、肩がまるくて、それでだな。言葉で説明しようとしている俺はなんて愚かだろう。とりあえず、チンコはたたない。でも、かなり見ごたえがある。

5000円なんて安いものだろう。一回行け。そして俺は今日もらった割引券を使ってまた行くだろう。
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by disgust | 2008-07-11 23:25 | 雑記

マジック・アワー

序盤はおもしろいのだが、徐々に物語が散らかってきて、後半で盛り上がるべき場所が薄味になっている。「有頂天ホテル」もそうだった。
でも、物語の収拾がつかなくなるのは、三谷幸喜のサービス精神が旺盛すぎるからだと思う。
全体のまとまりより、瞬間のおもしろさを重んじ、おもしろい衣装とか小道具とか、ちょっとした小ネタのために、ストーリーの進行を犠牲にする。客を楽しませようとして必死なその姿勢を、どうして批判できようか。好きだっ。

おもしろくすればするほど、物語が破綻していく。難しいねえ。
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by disgust | 2008-07-04 20:33 | 映画とか本とか

西日に溶けて午睡

雨はやんで、まだ日は高いのに、貴重な時間をホテルで寝て過ごす。
テレビをぼんやり見ていたら、日は傾いて、まぶたが重くなる。旅の最終日がこれじゃいけないような、これでいいような。霞ヶ浦ってなにがあるの。大洗に行ったらおいしいものあるの。でも眠いから寝る。
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by disgust | 2008-07-03 17:07 | 雑記

真岡にて

旅館でママチャリを借りた。
川沿いをえっちらおっちら走っていたら、地元民に溶け込んでる感じで楽しい。ヘル中の群れが俺を追い抜いて行く。もしここに生まれていたら、と思う。一両しかない電車、一軒しかないファミレス。それなりに生きていくんだろうな。

地元民ですら行かなそうな定食屋で夕飯。
えびす丼ってなんだい大将。いやに高いが。じゃあマズそうだけど、それ頂戴。
確かにマズいね、大将。とろろにソース入れちゃだめだよ。吐きそうだ。とろろジュース?いいよ。絶対吐くから。はい、お勘定。

案の定、宿への帰り道がわからない。
ああ、コーヒー飲みたい。
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by disgust | 2008-07-01 22:01 | 雑記