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350円の使いみち

さて今宵の一本は。とモンローウォークで品定め。
「キルビル」か、悪くない。む「殺人の追憶」しぶいな。誰かが「アイデン&ティティ」を推してたな、誰だったかな。「実録援交さゆり&あき」ほほう。かわいい顔してからに。

ときにエロスの園に迷いこみながら、ツタヤの散歩を楽しむ。ずっと散歩していてもいいのだが、そろそろ今宵の一本を決めねば。新作を借りて流行に追従してやろうか。単館系のしぶいとこに賭けてみようか。シーメール系のやばいとこを攻めてみようか。むむむ。
思案の果てに、気づくと俺の足がいつもの所で止まる。巨匠・黒澤明コーナー。
そしてもう何度見たかわからない「七人の侍」のジャケを見る。泥の中で刀を振り回す菊千代。ああ、かっこいい。
新作も見ろ!見たことない映画に350円を賭けろ!と鼓舞するのだが、いまいち決めかねると、いつも黒澤を借りている。しかも「七人の侍」「用心棒」「椿三十郎」「隠し砦の三悪人」ばかりを。いいかげん見飽きないものかと思うのだが、何回見てもおもしろいのでつい借りてしまい、先を知っているのにヒャーヒャーいいながら見る。

こんな保守的な映画鑑賞では若い人の話題についていかれん。いかんいかんと呟きながら、結局「用心棒」を借りてしまった。やっぱりおもしろかった。亥之吉がまぬけに棺桶を担いで、ぷぷっ。
でもいいんだろうか「キルビル」とか見なくて。「スパイダーマン」もまだ見てないし。何回見てもおもしろいって、それ記憶を司るなんかがやばいんじゃないのか。

もうこんなんだったら、借りずに買ってしまえばいいのだが、黒澤のDVDは一枚6000円もする。「七人の侍」は8000円。なんでこんなに高いんだ。「ビバリーヒルズコップ」は1980円だったのに。
映画会社はいつまで興行を続けるつもりなんだろう。
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by disgust | 2004-10-25 23:10 | 雑記 | Comments(0)