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骨はつながっただろうか

ゲバラで村おこし、最後の足跡たどる観光企画スタート

ボリビアがチェ・ゲバラで村おこし。
チェはキューバ革命に参戦し、革命後のキューバ官僚になった。しかしその座を捨てて、ボリビアへ旅立ち、そこで第二の革命戦争を指揮した。そしてジャングルでボリビア政府軍に処刑された。
いまその地にチェ・ゲバラ像が建ち、かつての戦地を巡るバスツアーなんかもあるそうだ。以前は敵としていた他国の英雄をあてに事業を起こすのだから、ボリビアの人はちょっと複雑な心境だろう。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」の便乗らしい。

先日ニュースでちらっとキューバ情報をやってた。大規模な軍事演習を開始したらしい。キューバは、アメリカがイラク以後にキューバを攻撃すると見て、軍事演習はその牽制ではないか。と解説されていた。「大規模な軍事演習を開始した」と発表しているが、でもキューバ国内はたいして変わりない。とそんなコメントもあった。
で、その軍事演習の開始を記者発表していた人物に釘付けになった。ラウル・カストロ。こないだコケて骨折したフィデル・カストロの実弟。ラウルはゲリラ戦争時の若いころの写真しか見たことがなかった。うわラウルだ!ジジイになってる!あんまり似てねえ!とひとり大騒ぎの夕方。

若くして死んで象徴となったチェと対照的に、フィデルとラウルはガンガン老いた。コケて骨を折ったり、ありもしない軍事演習でハッタリかましたりして、日本のメディアに笑われてる。純粋に理想を追い続け、そのために命も捨てたチェ・ゲバラ。確かにかっこいい。俺も大好きだ。でも醜く老いて、間違いを犯しても、それでも理想と現実をつなぎ合わせようと、50年近くもがき続けているカストロ兄弟もかっこいい。俺はカストロTシャツを着たい。
でもカストロはカストロTシャツを許さない。曰く「まだ生きている政治家は象徴化してはならない」。…かっこええ。
by disgust | 2004-12-18 01:54 | 雑記