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愛のジャケット

タモリも同じようなことを言っていたが、恋愛映画が嫌いだ。
ラブストーリーと銘打ってある映画とか、見つめあう男女がポスターになってる映画は「ケッ」と唾棄して観ない。登場人物の関係の強さを「それは愛しあっているから」で片付ける適当さと、物語の不都合を「それも愛の為すこと」でぼやかして逃げる手口が気に入らない。

嫌いなら観なければよいわけだが、恋愛映画でもないのに恋愛映画として宣伝している映画があるので、俺とタモリは黙っていられない。
「サイダー・ハウス・ルール」のジャケットだけ見ると、恋愛映画みたいじゃないか。私は「毛唐の恋愛なんて知るか!」とジャケットに唾を吐いていたが、人に薦められて観てみたら、半額レンタルしたのが恥ずかしくなるような名画であった。ジャケットの女性との恋愛は、ほんの添え物でしかないし、ジャケットのように朗らかで明るい映画でもなかった。

無理な話だろうが、映画の内容は正しく表記してもらいたい。恋愛映画が売れるからといって、なんでもかんでも恋愛映画としてパッケージされると、俺とタモリが名画を見逃す。特に劇場公開時に売れなかった映画ほど、ビデオになったときに変貌するように思う。ひどい時はタイトルまで変わる。
映画のポスター、キャッチコピー、パッケージも立派な作品になりうる。まあ、金儲けが大事なのはわかるが、もうちょっと洒落っ気が欲しいものだ。

下は「ロミオとジュリエット」のビデオのジャケット。これじゃ映画は売れねえんだよ!と言われたら返す言葉もないが、このジャケットは胸がキュンとする。胸がキュンとするの。知らねえよ!と言われたら返す言葉もない。
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by disgust | 2005-01-07 01:49 | 映画とか本とか