グキョッ

カメ、三度産む。10個。
今年は3回、計25個産んでいる。
多いのか少ないのか知らないが、よく産むなあと感心する。

たまごを計量してみると、120gであった。1個12g。
カメの体重もついでに量って、たまごが占める体重の比率などを調べ、ブログに掲載するのは有意義である。やろうと思った。でも忘れた。以前計ったときは550gくらいだったから、たぶん体重の2割くらいがたまごなんじゃねえの。

ミドリガメはお産のときに涙を流さないが、変な声で鳴く。
「グキョッ」「メキュッ」と、喉を鳴らすような感じで鳴く。おくび、つわり、なんかそんな感じの。いかにも「たまご産みまっせー」といった鳴き声だ。鳴くタイミングとしては、穴を掘り始めたとき。産んでいる最中はたいして鳴かない。
ウミガメも穴を掘るときに変な声で鳴くのだろうか。知らねえけども。
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4:15
カメ大暴れ。起床。「まず俺はコーヒーを飲みたい」思ったが、うるさくてしょうがない。顔も洗わずに蚊対策、脱走防止柵の準備に取り掛かる。朝ボッキ鋼の如し。

4:30
朝ボッキ収まる。カトリスのスイッチオン。庭の要所にバケツとか植木鉢で柵を設ける。カメ放す。朝刊がまだきてない。

5:00
毎回ユキヤナギの下を掘るのだが、どういうわけか今回はユキヤナギを素通り。しきりに土の匂いを嗅ぐので、穴を掘りたがっているのは確か。はて、なにが気に入らないのだろう。
朝刊を読んでいたら、物音。脱走防止柵のバケツが動いている。バケツに水を入れて重くする。

5:15
一向に穴掘りを始めない。ユキヤナギの下が前回の産卵時と、なにか変わっているかもしれない。ユキヤナギ下を凝視し、記憶を呼び覚ます。日陰が足りない気がした。広げた傘を置いて、日陰をこしらえる。さあ掘れ。さあ産め。

5:30
日陰じゃないみたいだ。カメは俺の善意を素通り。原付を運んできて、大きめの物陰を作る。これでどうだろう。
いつのまにかカメが草だらけ。甲羅と足の隙間に挟まった雑草は、まるで緑のワキ毛。あまり脱走欲はなさそうなので、監視をやめる。

6:00
カメ、グエッと鳴く。来た。
見に行くと、原付のタイヤの側で穴を掘り始めた。物陰が足りなかったのか。早く言えよ。

7:15
産卵開始。ウンコが出る穴と同じところから出ているように見えるが、どうなんだろう。
計10個。体のどこにこれだけのたまごが入るのだろう?カメの神秘。

8:00
埋め戻し終了。
カメの泥を洗って、水槽に戻す。餌を与える。
飼い主にすべて監視されているにも関わらず、カメは懸命に穴をカモフラージュしていた。アホなやつ。スコップ片手に掘り返す。たまごが見つからない。ど、どこだ?

8:15
たまごを空き地に捨てに行く。うっかり一つ落としてしまったが、割れずにポヨンと跳ねた。ふしぎ。
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by disgust | 2005-07-23 22:23 | 亀甲談
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