2007年 08月 10日
明治レボルシオン
今夏の一冊は、キューバ関連の本に決めていたが、予想通りに違う本を読んでいる。スペイン語をひと夏でマスターするのは無理だと気づいた。アスタマニャーナ。
急に司馬遼太郎熱が再燃して、未読の短編と長編を交互に読んでいる。何度も幕末期を往来する夏。もう10回以上、大政奉還を経たね。短編で主人公だった「ちょうちんはりかえ嘉蔵」がチョイ役で長編に出たりすると、テンションムーチョあがるね。
いまは「花神」を読んでいる。陸軍創設の祖とされる大村益次郎が主人公だ。
大村は変人であったらしく、司馬リョーはドライな筆で大村の奇行を書く。その突き放し方が、なんとも愉快で、ニヤニヤと笑いながら読んでいる。電車のなかで。シーボルトの娘にシャンプーされるくだりに至っては、アハハと笑う。電車のなかで。ときどきウンカフェソロポルファボールとつぶやき、ペルドンつけ忘れた!とあわててペルドン!ウンカフェソロポルファボールとつぶやく。電車のなかで。
変人っておもしろいよね。うぷぷ。
by disgust
| 2007-08-10 23:21
| 映画とか本とか
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