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優れた映画評は、確立された芸になってると思う。でも音楽評というのはなぜかクズだ。
どれだけ言葉を並べても、その音楽のよさが伝わってこない。美辞麗句を連ねるほどに、その音楽が汚れる。 ソリッドなリフが突き刺さり、動物的なグルーヴに身をまかせ、ツヤのある、しかしどこか危ういメロディが。意味がさっぱりわからない。しかもムカつく。 でもこのブランキージェットシティを思う、この俺の気持ちどうしてくれよう。 語れば野暮になるし、叫べば近所迷惑だ。 ずっと同じメンツでやってたら飽きるだろうし、解散はしかたないと思う。再結成する意義がなければ、しないほうがいいと思う。でも再結成したら「最高だーっ!」って叫ぶ対象ができて、俺は助かる。 ミッシェル・ガン・エレファントも同様。どこに叫べばよいのやら。 ■
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by disgust
| 2008-11-08 13:11
| 雑記
「自分の金で映画を撮るな」
と言ったのは、マキノ雅弘だったか。省三さんのほうかもしれん。 他人の金で作るからこそ、他人からどう見られるかを考える。それが映画をおもしろくする。自費では横槍を入れてくれる他人がいないため、自分にしか理解できない映画になってしまう。 ジョン・ウー。 自分の金で映画を撮るな。 ■
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by disgust
| 2008-11-03 05:56
| 映画とか本とか
古くて、コンパクトで、機能的なものが好きだ。
七輪、スーパーカブ、ハクキンカイロ、湯たんぽ。 肥後守を買った。折りたたみ式の安価な刃物フロム戦前。 父親が釣りに使っていたのを盗んで秘匿していた記憶がある。なんか切るわけでもなく、ひたすら折りたたんで遊んでいた。今も別に切るものはないのだが、ものすごく欲しいので買った。この異常なまでの簡素さ。ほれぼれするわい。 ナイフを愛好する人にとって、今はつらい時世なのだろう。でも肥後守は、転校しちゃったあの子に伝えられなかった思いを、裏山の木の肌に彫るために作られたナイフだ。人を傷つけたり、脅かしたりするナイフじゃないぞ。 ![]() ■
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by disgust
| 2008-11-01 06:52
| 雑記
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