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バラカン先生を救え

「CBSドキュメント」のスポンサー求む!

TBSで深夜にやっているCBSドキュメントが、3月17日に終わるらしい。

CBSドキュメントの短いリポートには、脳にピリッとくるような新鮮な知的刺激が必ずある。その小さな知的刺激は、頭に突き刺さったアンテナのような役割をする。いままで頭上を通り過ぎて行くだけだった情報にアンテナは反応し、俺の蒙を開いてくれる。社会学、科学、心理学、犯罪、経済、スポーツ、戦争、環境問題などなど。CBSドキュメントのリポートが呼び水となって得た知識は、数え切れない。

「蒙を開くアンテナ」ってわかりにくい言い回しだが、なんつうの、好奇心のカンフル剤っていうか、先端情報のつまみ食いっていうか。まめに本屋に通ったり、いろんな人に会って話を聞いたりすればいいんだろうけど、めんどくさいじゃん。一時間で最低三回の知的刺激をくれるCBSドキュメントは、とっても貴重なのだ。

CS放送での存続を目指して、スポンサー募集中ですって。心当たりのある方!
# by disgust | 2010-03-04 03:13 | 雑記 | Comments(0)

水戸芸術館にて

ヨーゼフ・ボイスというドイツの現代美術の人の回顧展を見た。
現代美術をニヤニヤしながら見るのは、なかなか有意義である。フェルトでできたスーツは「フェルトのスーツ」というタイトルだった。思わず頬が緩む。
美術史的に名高いレディ・メイドの本物を初めて見た。ただのサイン入りシャベルだが、立派な芸術品である。ボイスは東ドイツで買った日用品数百点にサインしまくって、芸術を量産したらしい。
ボイスが死んで24年経った今は、それほどの価値もなさそうであるが、やはり本物を見るとなかなかのインパクトだった。「なんだろうねあれは」と鑑賞後に考えたり、誰かと語らいたくなる力を放っている。なんも考えないで作ったとしか思えないガラクタや、勢いで乗り切ったようなパフォーマンスもあったが。
芸術家というより、騒動屋って感じがするなあ。
納豆買って帰った。
# by disgust | 2010-01-15 23:55 | 映画とか本とか | Comments(0)

例年どおり宝くじはハズレであった。300円を誰か弁償してくれないだろうか。
お年玉年賀ハガキのほうは当たるんではないかと思う。一枚しか来ていないが。
正月は九十九里へ初日の出を見に行った。寒さと渋滞で何一つ楽しくなかった。
今日、壊れたフライパンの柄を修理しようとしたら、手をちょっと怪我した。
かようにして、ろくでもない新年を過ごしている。徒労。無為。闇。絶望。

ひとつの光明は、ニシンである。鰊。パンチの効いた魚臭さと脂のうまみ。
あんまり食うことがなかったのだが、食ってみたらめちゃウマで、昆布巻きが死ぬほどうまい。今年はニシンが豊漁で、昨年の4倍の漁獲量らしい。このろくでもない人生。ニシンがあるから生きていける。前年比で4倍あるから生きていける。
# by disgust | 2010-01-15 01:49 | 雑記 | Comments(0)

NHKのドラマ「坂の上の雲」。第4回まで見た。
いろいろ惜しい。

芝居が大げさで臭い。香川照之はもっと抑えた芝居のできる人なのに。「明治人の明るさ」を飛び跳ねて表現するのはどうか。病魔に蝕まれてからの子規が本領なのかもしれない。
モッくんもいまいちだが、役の年齢と20歳も離れているため無理もない。後半に期待。
重要な役どころに、渡哲也と高橋英樹という名ばかりの大根役者を配した点は、NHKらしいつまらなさが出ている。

登場人物が増え、物語のスケールが大きくなっていくにつれ、時間に収まらないドラマが雑になるのは、NHK大河の恒例。
第4回の伊藤博文がらみのシーンが、もう雑だった。明治の重鎮たちがテンポよく登場し、国際情勢を明快に語り、立ち話で国家戦略を練り、日清戦争が始まって終わった。いっそ渡辺謙のナレーションで片付けてしまってもいいんじゃないだろうか。

テレビドラマの域を超えたスケールのでかさ。菅野美穂の芝居。乃木希典役が柄本明。以上の三点がとてもいい。しかし渡哲也の大根芝居が、すべてを台無しにしている。なんだあの鹿児島弁。
# by disgust | 2009-12-23 00:42 | 映画とか本とか | Comments(0)

セミ冬眠

カメは夏から秋にかけて貪欲に餌を食う。冬のあいだはほとんど食わない。ヒーターで水温を調節しているので、冬眠はしていないのだが、食欲はないらしい。

今日で2週間の絶食中。さすがに腹が減っただろうと給餌したが、おちょぼ口でポリポリ。あ、そう。
# by disgust | 2009-12-18 16:14 | 亀甲談 | Comments(0)